タバコによって、しみ、しわが年齢のわりに多くなり、老けて見える顔の事を「スモーカーズフェイス」といいますが、こんな言葉が広まってしまうほど、喫煙は美容の大敵です。
お肌の手入れの基本は血行をよくすることですが、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、皮膚の毛細血管の血行を悪くします。
その結果、皮膚は慢性の栄養失調となりシミやシワが増えてしまいます。
その上、喫煙により血液中のビタミンCは減少し、メラニン色素の代謝が悪くなりシミをつくり肌の色を悪くします。
ある化粧品会社が、20〜70代の約30万人の女性のお肌と喫煙の関係を調べたところ、タバコを吸う女性は吸わない女性に比べ、5歳以上も肌が老化していることがわかったそうですが、原因については「メラニンの生成や着色を抑えるビタミンCが、喫煙によって破壊されるためと考えられる」ようです。
美しさとは自分を大切することから始まります。
きれいな肌や髪を保つためには、きちんとした食事を心がけたり、休息したり、自分に目を向けて生活することが必要です。
タバコはそんな大切な自分をとても傷つける行為です。
常に危険な毒物が体内に摂り込まれ、身体は悲鳴を上げています。
すぐに生じる渇望感で、いつも不安定な精神状態におちいり、大切な身体が本当にかわいそうです。
女性向けに美しいパッケージで装っている日本のタバコ。
「天使の顔をした悪魔」のようで、ショッキングな画像の海外のタバコより、却って恐ろしい感じがするものですが、女性向けに素敵に作られた「イメージ戦略」に騙されて、一旦喫煙を開始してしまえば、すぐ「ニコチン依存症」になってしまう可能性があります。
今や喫煙(ニコチン依存症)は「病気」と認定され、医療機関で治療を受けることが可能です。
2008年5月には、より楽に禁煙できるという「新薬」も登場しています。
タバコは最初の一本を吸わないことが何より肝心ですが、もし喫煙してしまっているなら、一日も早く依存症から抜け出して、本来の美しさと幸せを取り戻しましょう。